歯が抜けてしまい日常生活に支障が出る、そんなときありがたい治療がインプラントです。この治療は人工の歯根といわれるチタンを歯茎に埋め込み人工歯を植え付け、従来の歯とおなじような快適な食生活を楽しむことが出来る最新治療法です。従来の入れ歯や差し歯と違いメンテナンスや違和感がないため、最近ではインプラント治療のほうが人気があると言われています。この治療、施術が終わったらもう何も必要ないというとそうではありません。

確かに入れ歯などに比べると楽で特に薬を塗りつけるような施術も必要ありませんが、治療が終わった後にはまず1週間後に定期検診があるのが一般的です。その後1カ月後、3ヶ月後に検診を受け、それから半年に1、2回さらに経過が良ければ年に一度くらい定期的なチェックを受けることになります。定期健診ではインプラントの清掃状態や歯ぐきの状態、他の歯との噛みあわせの様子などをチェックします。またインプラントも自分の歯と同様に毎食後きちんと歯磨きをする必要があります。

歯周病に関しては天然の歯と比較してみるといインプラント周辺の骨は歯周病になりにくいとのデータも出ています。しかし人工歯根は金属製なので細菌が染み込まないのですが、正しいブラッシングをして手入れをしないと歯茎の腫れや思わぬトラブルに巻き込まれたりすることがあります。治療が終わったからといって安心せず、定期検診をしっかりとうけてブラッシングをし、施術後の歯を大切にすることが必要です。

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